ニュージーランドに高校留学をしていたりさです。ニュージーランドの高校留学は人気がありますが、いったいどんな授業をするのかと興味を持たれる方が多いと思います。そこで、ESOLという留学生のための英語以外に私が取った英語の科目で習ったCreative Writingについてご紹介したいと思います。
目次
【高校留学体験談】ニュージーランドの高校で習ったCreative Writing
私は、ラッキーなことに日本で英語の勉強をしていたので英語は得意科目でした。ニュージーランドの高校留学の初日には、プレイスメントテストがありテストの結果も良かったので、現地の生徒と一緒に授業を受けることができました。
英語の授業では、いきなり今日はこれからライティングの練習をします。一つ物語を1週間かけて提出しなさい。と言われました。
書いたライティングは、読む・書く・話す・聞くの４つの技術を総合的に判断して評価するという課題です。
唐突にこんな課題が、与えられる授業だったので、課題を提出するしかありません。書き方も分からないし、英語も現地の生徒のように出来るわけがないので毎日泣いていました。
繰り返し先生に添削をしてもらったりするうちに、だんだんコツを掴めるようになり、慣れてきました。
このことが、実は受験の準備になりました。
私が高校生で大学受験に挑んだのはAO入試といわれる自己推薦の入試です。ほとんどの大学でこの入試制度が行われる時代となりました、ニュージーランド高校留学で体験した内容が日本の大学入試でも大活躍。
どんな入試かというとほとんどの大学がAO入試を９月に行う思うのですが、エントリーフォームをオンラインで登録し、入試日は２日間にかけて授業を受けてクリエイティブ ライティングを書くという入試です。
まず、読書会というのがあり本を１冊読むわけではなのですが本を読むというのも一つのテストです。自分の読み方をみんなに表現するというのが目的です。表現の能力の審査です。実はこれは授業でよくプレゼンテーションを行っていたので慣れていました。
書くのもただ書くのではなく、自分の想像力を最大限に生かして物語を書いていきます。
話すというのも、グループになって書いたことをデスカッションし話し合います。
国語力と英語力が問われるAO入試の試験のタイプですが、ニュージーランドの高校で私が習ったタイプのライティングがとても活躍しました。
というのも、AO入試自体が帰国生枠というコースがあって「英語での小論文」などが多いと思います。その訓練になったので、自分の書いたものをここでご紹介したいと思います。
【高校留学体験談】授業の内容が大学受験に有利だった
ニュージーランドの高校留学の英語の授業では、自分の気持ちをどのように盛り込んで発展させていくかというのを学びました。
日本は原稿用紙とかに書くことは当たり前なのですが、ニュージーランドはパソコンでのライティングです。大学受験で決め手となるポイントは、この学生は大学に入って４年間で伸びる可能性があるのかを確かめられています。
そこで、高校留学で経験した英語の授業でのエッセイの書き方が本当に役に立ったのです。
習った内容は、下記の通り
- 他人が読んで引付らえるよな内容
- 展開のあるストーリーの構成
- 人物・場所を具体的にどこで何が起こっているのかを表現する仕方
- 登場人物の感情の伝え方
- 物語が生き生きしている様子を伝える手法
などなど、教えてもらい物語を書きます。
【高校留学体験談】ニュージーランドの高校で習った英語のライティング 例文
Creative writing ポイント
私の書いた、物語はニュージーランドにある大きな大木が緑豊かな森の中に塔のようにそびえ立っている様子を、登場人物を使ってその大木の大きさを象徴し大木をいかに読み手に表現できるかをトピックにして表現して物語を書いています。
基本は、大学受験の小論文も同じですが、審査する人=読み手にとって読みやすく、理解しやすく、読みたいと思わせるような内容で、読み手が頭の中で想像しやすいように書くのがコツです。
このことを意識して、内容を振らませて自分の表現したいクライマックスに向けて話をまとめていくととっても素敵なエッセイになります。
まだまだ未熟ですが、自分なりにうまく表現できたと思います。
Ancient oak towers the forest, showing its dominance and superiority to the neighboring trees. The technical trail Jane and Bill follows gives a sense of eerie in the forgotten forest. ‘What a beautiful country New Zealand is!’ Jane echoes. After about a kilometer of walking, the pair are greeted by a disturbing, vandalized sign. It states: “Life is a precious gift from your parents. Try to think calmly once more about them, your siblings, your kids. Don’t keep it to yourself; please consult someone”. Bill gulps, although he had seen pictures on the internet about this forest, no feeling could describe his current emotions. ‘Ar- are you sure you want to do this, Jane?’ He croaks.
‘Of course, we did not come all this way for anything!’ Jane yells in excitement. Bill could not walk back now; he had to redeem his bravery and courage. Ignoring the sign, the couple hike on the forbidden trail. The sun gloriously beams the surface of the Earth; the sky was somewhat clear, some clouds appear, but as they get deeper into the forest, the sky vanishes almost completely. Only a few fragments of blue remain, as if scattered pieces of an impossible jigsaw puzzle were thrown maliciously.
The bushes shrug as if they had the ability to move. As the sunray gets thinner, so does the visibility. The trail slowly starts to diminish. ‘We must be close’, Jane spoke, breaking the silence. ‘Ye- yeah’, Bill replied. It must have been over an hour since the warning sign. ‘What is so good about this lake, Jane?’ Bill moans, sounding annoyed. Bill had an anxious feeling that someone was spying on them.
Jane, trying to persuade Bill, shouts, ‘Trust me, it will be the most magnificent you would ever see’. And it was. Looking through the waters of the lake was like peering through the perfect glass. Steam hovers over the serene water like a luxurious bathtub. A magnificent waterfall showers the hot spring, balancing the ideal temperature of 40 degrees. A water slide carved by Mother Nature herself ran along the lake’s side as if somebody turned their imagination to reality. The pair stares at each other’s eyes, knowing exactly what their next move was. Without a word, they both sprint at the naturally made hot-spring. The lake wreaks an egg-like scent; however, this did not bother both Jane and Bill. Countless hours flew by, which to them only felt like a matter of minutes. The sun was sinking by the second. ‘We better get going, it is getting dark’ Bill spoke depressed.
‘Yeah, your right,’ Jane replies. As they hop out, a pair of eyes from the tree stare strangely at Bill. Its eyes glare brightly. Bill, stunned into silence, yells, ‘Jane, do you see eyes on top of the tree?’ Sounding absurd. ‘What? Where?’ Jane states in confusion. Suddenly, the eyes disappear into the darkness, followed by rapid flapping sounds. The couple’s heart skips a beat. It felt as they were being hunted. Then, out of thin air, an olive-green bird appears, flapping its wings to hover in the air. Bill sighs in relief, feeling stupid that he thought he was a prey of a bird. This time, the bird had its concentration on something else. The eyes were fixed to the duo’s personal belongings.
Subsequently, Jane remembered reading an article on Stuff News, which the keywords were: Kea steals tourists wallet! Instantly, Jane bolts for her purse. Usually, birds will fly off at this point because a human has invaded its space, but this Kea had no fear. It scavenged a wallet full of cash, worth at least $4000. As credit card costs money to transfer currencies between other countries, the two loaded their wallets with mass amounts of money. Before Jane could dive and catch the mastermind thief, the Kea took off without guilt or second thought. The thief starts its trip to return home to its family, ready to construct a nest made of $50 and $100 bills. Although gutted, the couple thought it was a day they would never forget. At least the Kea could keep his family warm at the end of the day.
【高校留学体験談】ニュージーランド高校留学と大学受験
この書いた物語を、みんなの前で読んで感想を聞きます。具体的に質問が飛び交うため意識して書いたところなどを想像しながら、人に自分の意見を盛り込んだとろこを主張します。
一番聞いてもらいたいところや、取り上げてもらいたいところを強調しながら読むこともポイントですし、自分が討論したいところも盛り込んで書くのも書き手のコツです。
最後のまとめには、その強調したい部分をまとめて自分の意見として盛り込んでいくとよいと教えられました。
【高校留学体験談】まとめ
私の、ニュージーランドでの高校留学体験談をご紹介しましたが、2年間留学した成果が見事受験に有利な運びとなり大学に合格して今は1年生です。英語が得意なことをもあり留学で更に小論文に役立つWritingの力がついたと思います。また、私は自分のことをコントルール出来るかどうかわからなかったので、寮に2年間住みました。寮は、携帯やパソコンなどが使える時間が決められているので、集中して勉強や課題に取り組めたことが自分にとって良かったと思います。それ以外の時間は、読書をしたり友達と話をする時間に充てることができメリハリをつけることができました。今は、携帯をずっといじっているので、ニュージーランドでの寮生活が特に自分には合っていたなと考えさせられました。これから高校留学をと検討されている方も、不安なことを多いと思いますが私の体験談を読んでいただいて是非高校留学をして、自分の希望する大学に入学できるように応援しています。
