さあ、いよいよ留学です!
日本でちょっとそこまで出掛けるように財布とスマホだけで身軽に行けたらいいのですが、残念ながらそうはいきません。
忘れ物はしたくないけど、何を持っていけばいいかもよくわからない。そんな方へ留学に必要な持ち物便利リストをリストアップしてみました。オーストラリアもニュージーランドもほとんど同じなので参考にしてみてください。
では、一緒に持ち物確認をしましょう!
目次
オーストラリア留学持ち物リスト特に便利なのはこれ
一般的な留学先では、現地で調達できるものは沢山あります。
現地で買えるものなら忘れてもあまり問題ありませんが、日本の国内旅行とは違いますので緊張感を持ちましょう。
貴重品は絶対に忘れず、かつ紛失しないように飛行機に持ち込む手荷物に入れておきましょう。
現地に到着したはいいけれど、スーツケースが遅れて届くことや、最悪の場合、行方不明になることもあります。
入国審査の時に必要な書類が手元にないと困ることになります。
また、飛行機での長時間移動は体に負担がかかります。
体がむくんでしまうので、足がパンパンになって靴が入らない!と困ったことにならないよう、伸縮性があるスリッポンなどがおすすめです。機内は冷えるので、寒さ対策もしましょう。
渡航先によって、持ち込み禁止の物や持ち込み申請が必要な物が定められています。渡航先の国の情報を調べて、余計な物を持っていかないようにましょう。
機内にもっていくと便利な持ち物リスト
貴重品、機内または現地に到着してすぐあると便利なもの
- パスポート
- ビザ
- 航空券
- 現金
- スマートフォン(SIMフリーのスマホを日本から持っていくか、現地で安いスマホを買うという選択肢もあります。)
- パソコンなどの電子機器
- 各充電器
- クレジットカードやキャッシュカード
- 常備薬、酔い止め、処方されている薬と英文の処方箋
- 変換プラグ
- 歩きやすく伸縮性のある靴
- ダイヤル式南京錠(スーツケース用に。)
- 予備の財布(日本円と現地通貨を分けるため。)
- 海外留学保険 保険保証書
- 緊急連絡先やホストファミリーのプロフィール(入国審査時に滞在先聞かれる時などに。)
- 国際運転免許証
- 小さく折りたためるダウンジャケットやフリース
- スリッパまたはスリッポン(機内で足が楽になります。滞在先でも使えます。)
- 耳栓またはノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンやヘッドフォン
- アイマスク
- マスク(機内は乾燥しています。)
- ストール(機内でも外でも体温調節やマスク代わりなど助かります。)
- ペン1本(機内で入国審査カードを記入できます。)
- 一泊分の洗面用具や下着(歯ブラシや歯磨き粉、目薬、メイク落とし、スキンケアアイテムも。万一スーツケースが予定通り受け取れない時に備えて着替えも。)
- ネックピロー
- 帽子
- サングラス(個人差や季節もありますが、海外の日差しは日本より眩しく感じられます。日本人は敬遠しがちですが、目はデリケートです。紫外線対策、体調管理に繋がります。)
- めがね
- 旅行ガイドブック(アプリもありますね。)
- 暇つぶしに読む本
- 折りたためるエコバッグ(空港で買い物した時、機内で座席下においておきたい小物をまとめる時、現地での普段使いと活躍します。)
重要書類はA4のポケットファイルにまとめておくと探しやすくなります。
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100均でも手に入る布やビニール製の物って便利です。海外だ買うと案外高かったりするので何個か買って持っていくといいでしょう!
入国審査で書類を提示する時にも、そのページをさっと開いて見せれば済むので、スマートに応じることができます。滞在期間中も書類を確認したい時に、バラバラに保管した書類を焦って探し回らずに済みます。
緊急連絡先の写しを用意しておいても、荷物を盗まれるなど紛失の可能性はあります。ネット上のセキュリティに不安があるかもしれませんが、クラウドサービス上にデータを残しておくのも一つの手です。
これはあなた次第です。
アウトドア用品は機能的で旅行に役立つ物が多いので、持ち物に迷ったらアウトドア用品店を覗いてみると使えそうな良い物を見つけられるかもしれませんよ。
女子に便利な持ち物
(下の方にある「留学に役立つ百均グッズ」も参考にしてください。)
- 下着
- 現地の季節や予定に合わせた服
- 電子辞書(インターネットに繋げない時に便利)
- 筆記用具
- 文房具
- 洗面用具(スキンケア、ヘアケア、垢すり、髭剃り、爪切り、耳かき)
- コンタクトレンズ用品
- タオル(ホストファミリーがタオルを用意してくれているはずですが、万一やりとりが上手くいかずタオルに困っても2枚位あると滞在初日に困りません。旅行に持って行くなど他にも活用できます。乾きやすくかさばらない薄手の物や速乾タオルが良いでしょう。)
- 洗濯物を入れる袋
- 生理用品
- 化粧品
- 靴(最低2足はあれば良いでしょう。)
- ホストファミリーへのお土産(小物やお菓子が喜ばれるでしょう。)
- 折り畳み傘
- ヘアアイロン等は海外の電圧に対応している物が良いでしょう。
現地で調達も出来る物も勿論ありますが、質が悪かったり高額だったりすることがあります。
絶対に日本のものが安くていいって思うので後悔しないように!
肌が特別敏感でない人は現地のスキンケアやヘアケア商品を試してみるのも良い体験になるでしょう。
筆者がイギリスに滞在していた時に、安くてパッケージがかわいいという単純な理由で使っていた現地のシャンプーがありました。ある日ホームステイ先でパッケージを何気なく読んでいて気付いたのですが、それは金髪用シャンプーでした。笑
髪色で区分するというのは、正にカルチャーショックでした。思いがけない発見が出来たのは収穫です。
服装については、歩きやすい靴とリュックは鉄板アイテムです。慣れない土地を歩き回るのは体力だけでなく、思っている以上にストレスがかかるので精神的にも疲労します。少しでも負担を軽くして楽しい時間を増やしましょう。
筆者は日本に住んでいる間、鞄はトートバッグかショルダーバック、靴はヒールという、きれいめ系の格好ばかりしていたので、この格好は最初はちょっと違和感がありました。
しかしこの快適さを知ってしまった今は、いかにオシャレにリュックと快適な靴を取り入れるかを追求しています。
スポーティー過ぎないリュックや歩きやすい靴も増えてきたので、そういう物を選んで楽しんでいます。
オーストラリア留学1カ月・半年の持ち物便利リスト
短期の留学の場合、既に持っているものを現地で買うのはもったいないので、買い足さずに済む程度の荷物を持っていくと良いでしょう。
しかし、
1カ月・半年留学はなくても困らない物なら持っていかないようにしましょう。
例えば、筆者なら耳かきは持っていきません。いつもなら巻き髪だけど、荷物を減らすべく留学中は髪を巻かないというのも一つの手です。
誰かからのプレゼントや、日本に持ち帰りたい物を買ったりと、帰国の時にはなんだかんだ荷物が増えているものです。
宅急便で荷物を日本に送れますが、安くはないので気を付けましょう。
変圧器は高額ですし重いです。海外でも使える電圧の物を持っていけば変換プラグさえあれば済むので荷物を減らせます。
Wi-Fi 環境が心配な渡航先に行く場合はWi-Fi ルーターをレンタルして持っていくと良いでしょう。
オーストラリア1年留学の持ち物持ち物便利リスト
①日本食
個人差がありますが、日本食が恋しくなるかもしれません。渡航先で買うと高くなるので、少し持っていくといいかもしれません。
海外に行くと、日本の安い食品が3倍になったりすることはたたあります!
例えば、カップラーメンを200円で買えるとなると海外に行くと下手すると600円です。それでも、外食するよりは安い!こうなります。
②化粧品
渡航先の国が他民族国家なら日本人の肌の色にあったファンデーションが見つけやすいと思います。
しかし、
そうではない国でお化粧したい場合は、日本からファンデーションのストックを持って行った方が困らなくて済むでしょう。
私は、いつもBBクリームを3つくらい買って1年間を過ごします。
筆者は色白な方ですが、フィンランドに滞在していた頃に自分にあったファンデーションの色が見つけられず困りました。フィンランドブランドのファンデーションは一番暗い色でも筆者には白すぎて合わなかったのです。
それなら日本にもあるハイブランドの化粧品はいけるかもしれないと思いたち、スウェーデンへ旅行に行く際に免税店でファンデーションを試してみました。
今度は白過ぎのものか黄みが強すぎるものしかありませんでした。国によって色のラインアップが違うのです。仕方なくその黄みが強いファンデーションを使っていましたが、やっぱり違和感しかありませんでした。
1年となるとさすがに、スーツケース一つでは夏服冬服と持っていけません。南半球のオーストラリア・ニュージーランドは季節が反対ということも考えて、必要に洋服を持っていくようにしましょう!
オーストラリア留学に役立つ百均の便利グッズリスト
トラベル用品は雑貨屋、ホームセンター、家電量販店、オンラインショップなど、あらゆる場所で売られています。
デザインや価格にも幅があるので、自分の納得のいくデザインや価格の物を揃えて楽しみましょう。
自分の気に入った物だと元気をもらえ、旅をより楽しめます。
百均は店舗にもよりますがトラベル用品が充実していますし、何よりも総額が抑えられるのでおすすめです。
- トラベルポーチ(メッシュになっていて程よく中身が見える物がおススメです。色んな物を持っていくので、どこに何を入れたかわかるようにしておくと旅のストレスが減ります。)
- スーツケースベルト(似ているスーツケースがあるので、自分も他人も混同しないように、あれは自分のスーツケースだ!と確信を持てるようにしておきましょう。ネームタグをつけるとなお安心です。)
- スマホの充電ケーブル
- 電子機器用のケース
- 日本らしいお土産
- マスク
- S字フック(滞在先や旅行先で鞄や小物などを引っかけられます。)
- かさばらないエコバッグ(袋が有料のお店もありますし、急に荷物が増えても安心。)
- 耳栓
- アイマスク
- 折り畳みスリッパ
- ジップロック(生活感は出ますが、なんでも収納できます。)
- 透明化粧ポーチ(機内持ち込み液体物を入れるのに使えます。普段使いも出来ます。)
- ピルケース
- シャワーキャップ(靴を収納するのに使えます。ホテルで無料でもらえる物でも勿論いいです。片方ずつ入れてスーツケースの隙間に押し込めます。サンダルのような薄い靴は両方入れて隙間へ。)
- 洗濯ネット
- 靴下などちょっとしたものを干せるピンチハンガー
- 洗濯ばさみ
筆者は以前、トラベルポーチを使っていませんでした。
なくても困らないだろうと思い、買い物でもらったプラスチックのショップバッグに荷物を分けて入れていました。
しかし
これだと荷物を出し入れする時にガサガサうるさいんです。
バックパッカーの相部屋に泊まった時、早朝や深夜に静かに荷物の出し入れが出来ず、同じ部屋の人達に申し訳なかったです。
反省を生かし、今はトラベルポーチを愛用しています。
使うようになって、どんどん良さがわかってきました。
大きさ違いのトラベルポーチを持っているのですが、この大きさは下着にいい、これはしっかり撥水加工されているタイプだから液体の物を入れる、
という風に荷物の住所を決めやすくなり、いざ使いたい時にすぐ見つけられるようになりました。
この巾着は洗濯物用と決めているので、帰ってきてからも洗濯物が一目瞭然で荷ほどきも楽です。
万一空港でスーツケースを開けなくてはいけない時にも、見た目がすっきりしているので恥ずかしい思いをせずに済みます。帰国後も国内でどこかに泊まりに行く時にも使えますし、持っていて損はしません。
オーストラリア留学持ち物準備女子に便利なものはこれ
➀月経カップ
日本ではまだ使っている人が少ないようですが、通販などで買えます。
渡航先でも売られていると思いますが、サイズが心配な方や説明書が日本語の方が安心という方は日本で買うのが良いでしょう。
慣れてしまえばナプキンやタンポンよりも快適です。
ホームステイやフラッティングをする際、使用済みのナプキンを捨てる場所や匂いに悩まなくて済みます。
②タオルハンカチ
筆者が住んだことのある、イギリス、フィンランド、ニュージーランドで正方形のあの小ぶりなタオルハンカチは見たことがありません。
雨に濡れてしまった時、ちょっと鼻水が出ちゃった時、何かをこぼしてしまった時、ハンドドライヤーの風量が弱々しくて手がなかなか乾かない時、
と何かと役に立ちます。
日常的に持ち歩いていますし、筆者の旅アイテムの定番でもあります。日本に一時帰国する時には、しまむらで新調しています。
③薄手のコットンバッグ
畳んでもかさばらない薄手のトートバッグは重宝します。
ホームステイ先でシャワー室に着替えなどを持っていく時や、飛行機内で使用したい小物や貴重品を入れて座席下におけます。
エコバッグとしても使えますし、学校に持っていく荷物を入れたりと大活躍です。
ナイロン製のエコバッグでもいいのですが、コットンの方がしっくりくる場面に使っています。
オーストラリア留学に便利な持ち物リスト夏冬はこれ
➀長袖やダウンジャケット、フリースなどの防寒着
ニュージーランドはなかなか寒いので、長袖やダウンジャケットなどの羽織物は持って行った方が良いでしょう。
人種によって気温の感じ方が違うそうですが、
ニュージーランドは日本人には通年肌寒い気候です。筆者は北島のオークランドと南島のクライストチャーチに住んだ経験がありますが、どちらでも通年肌寒いと感じます。
オークランドの方が北なのでクライストチャーチよりも暖かい日はあります。(南半球なので、北の方が暖かいのです。)
昼間は暖かくても、朝晩は冷えこむということはよくあります。
昨日は薄着で良かったのに今日はダウンジャケットなしでは寒すぎるという天気の変わりようです。ワーホリの人、移住した人と、多くの日本人に出会いましたが、
誰一人「ニュージーランドってあったかくて過ごしやすいよね!」と言っている人に会ったことがありません。
体温が高いと言われる白人の方々はよく半そで短パンで出歩いていますが、そういう日本人は真夏日以外はなかなかお目にかかれません。日本人と言っても、子どもは体温が高いので大丈夫かもしれませんが。
また、家の窓が一重構造だったり、隙間風が入ってくる家も多く、家の中が寒いです。
新しいお家だと二重サッシが使われて断熱材も新しく過ごしやすいかもしれませんが、ホームステイの場合は家の状態は行ってみないとわかりませんし、フラットシェアの場合も、家賃が安いところは古くて寒い家が多いと覚えておきましょう。
筆者は家の中で通年フリースを着ています。
筆者は春秋冬の服を通年で着ている状態で、蒸し暑い日本で着る、夏服らしい夏服は出番がほぼありません。
半そでやタンクトップを着るのは運動する時だけです。
たま~に日本の夏のような真夏日がありますが、
ニュージーランドに住んで5年以上の筆者の経験では、1年に数えるほどしかありません。
②日焼け止め
ニュージーランドの紫外線は日本の7倍ほど強いと言われています。長年日常的に日焼け止めを使っている筆者が熱く語ります。
今の日本の日焼け止めは、一昔前とは違ってさらっとした使用感でにおいが気にならないものが多くなりました。
ニュージーランドのスーパーでも日焼け止めは売られていますが、
日本の昔の日焼け止めを思い出させる使いづらいものばかりです。
ベタベタするし、塗ると白くなる、肌がべたついているのでゴミがくっついてくる、SPFが高いものは臭いです。そして汗をかいていないはずなのに日焼け止めが目に流れてきて痛い思いを筆者はしました。世界ブランドのニ〇アも売られていますが、
日本に売られている物とは別物です。
よく、日焼け止めはこまめに塗りなおすのが良いと言いますが、これでは日焼け止めを塗るのが正直ストレスです。
ニュージーランドに『consumer.』という消費者目線であらゆる商品を実際にテストして評価を公表してくれる雑誌があります。
2019年に発行された第600号に日焼け止め特集がありました。
ここで商品名は公開できませんが、試験対象となった20商品の内、半数近くが記載されているSPF値ほどの効力がなかったそうです。
更に3品は肌の老化を促すUV-Aに対する効力がないという結果でした。
不快な使用感な上にこれでは残念です。
筆者は日本へ一時帰国をする度に日焼け止めをまとめ買いしています。
(日本の日焼け止めの質を保証する情報は筆者は持ち合わせてはせていませんが、ニュージーランドブランドの日焼け止めを使っていた頃に日本に帰ったら家族に焼けたねと言われました。それを機に日本の日焼け止めに切り替えました。今では、ニュージーランドに住んでるのに白いねと言われるので、個人的には日本の日焼け止めを信頼しています。)
なんか面倒くさいから塗らなくていいやと思わないでください。本当に紫外線が強いんです。筆者を含め、周りの友だちもニュージーランドに来たらシミが急に増えたといいます。
北欧に滞在した後にニュージーランドへ移住した筆者は、人々の肌がだいぶ紫外線の影響を受けていることに驚きました。
でも過剰に心配しないでください。日焼け止め、帽子、サングラスなど上手く活用して、上手に付き合っていきましょう。
③化粧水
全く売られていないことはないのですが、あまり見かけません。
あっても日本と比べて高く感じてしまいます。
ニュージーランドは肌が乾燥するので何かしら塗りたいところです。筆者は試行錯誤してきて、最近は化粧水をあまり使わず、保湿力が高いクリームをつけておしまいです。なくても問題はなさそうですが、気になる方は持参すると良いでしょう。
まとめ
行ったことがない国へ渡るための荷造りは、必要な物と不要な物の取捨選択が難しく、なかなか骨の折れる作業です。
ライフスタイルが渡航先で変わることで、これは絶対持っていかなきゃと思った物を全く使うことなく帰国するなんてこともあります。あの国では必要なかった物が、他の国に行く時は必要なんてこともあるでしょう。
全く無駄のない完璧な荷造りを目指さなくとも、まずは貴重品を忘れなければどうにかなります。
もし何か不備があったら現地で買うか、オンラインショッピング、もしくは日本から送ってもらえばいいやと大きく構えて、あまり悩み過ぎないようにしましょう。