学校の修学旅行で海外での短期留学や学校のお休みを利用したプチ留学では必ずと言ってもいいほどホストファミリーに滞在するパターンが多いと思います。なぜかと言うとホテルに泊まるよりも安いからです。今回はホームステイをして知っていると絶対損をしない情報をお伝えします。
目次
ホームステイについて
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ホームステイは各国によって決まりやルールがあり、
学校が手配する場合や留学エージェントが手配する場合などがあります。
近年、教育省の方針で
トラブルを回避するために
ニュージーランドでは18歳以下の生徒は全て学校が手配したホームステイに滞在するというのが決まっています。
もし、親戚などの家に滞在することになれば、契約書等の記入などが必要になります。
学校は慎重にホームステイを厳選し手配してくれるので安心して滞在することが出来ます。
例えば、
無犯罪証明をホストファミリーにチェックしてもらったり、
安全な地域にある家を選んだりなど充分に検討した上紹介してくれます。
滞在後は、学校やホームステイ会社が
モニタリングをして生徒が勉強できる環境にあり
その基準をみたしているかなどチェックをしてくれています。
他人と生活をするのはそう簡単ではないですが、
学校からの指導等がきっちりといき届いているので、
受け入れ態勢が整っていてホストファミリーは家族の一員のように思ってくれています。
安心して勉強・滞在できる環境がホームステイです。
学校はこれだけのお仕事してくれるので
ホームステイ手配料をとりますが、
万が一ホストファミリーとの相性が合わないなどがあれば無料で
1回は違うホストファミリーに振り当ててくれるなども対応してくれます。
ホームステイをするときの注意点として
知っててほしいことは、
その家庭の生活習慣を理解し、ルールに従うことです。
はじめに、
家のルールを確認し分からないことがあれば
必ず聞くようにし出来るだけ家のお手伝いをし
家族の一員になれるように努力しましょう。
最初は英語が理解できなかったりして大変ですが
携帯を使ってGoogle Translateでお互い確認しあい
理解しあえるように努力している人が多いです。
よくある質問でホームステイと寮の違いメリットとデメリット
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ホームステイは、短期でも受け入れ可能ですが寮は長期しか受け入れてくれないところが多いです。
特に新学期の時に定員人数に満たすことが多いので
途中から入るというのは非常に難しく、
また私立の高校がキャンパス内に寮を構えているところが
ほとんどで料金的にもものすごく高くなってしまいます。
ただ、寮に滞在すると厳しいルールがあるため携帯や
コンピューターを使える時間など全てにおいて規則があります。
なかなか自分をコントロールできない人や現地のお友達と
みっちり生活をしたい人へはおすすめです。
また、高校生の場合は学校が長期でお休みに入る場合は
寮が閉まるためホストファミリーに移動します。
ホームステイの費用には何が含まれているのでしょうか
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費用を支払っているのでなんでもと思う人もいるかもしれませんが、ホストファミリーが提供してくれているものは
- 部屋
- ベッド
- 学習机といす
- 食事2回もしくは3回
- 光熱費
- Wifi
です。
基本的にはこれ以外のものは自分で用意する必要があります。
たとえば、バスタオルやシャンプーリンス、石鹸、おやつなど
レストランにご飯を食べに行く時などはでいるだけオファーをしてお金を支払うようにしましょう。
みんなでお出かけする時などの入場料金も支払うようにしましょう。もちろんホストファミリーが「いいよ」って行ってくれる場合は「Thank you」を忘れずに!!
好意で出してくれていますが、毎回お金を支払いますという一言を言う方がいいでしょう!
お世話になるホームステイ先への手土産
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お土産は無くてもいいものです。
話のきっかけに
日本のものを紹介するという意味で
一般向けするものを持って行ってもいいでしょう。
たとえば、100均で売っているものではもちろん大丈夫です。
日本のことを印象づけるキーホルダーや絵葉書、
ホームステイに子供がいるようだったら
折り紙やおもちゃなどを持って行くと喜ばれるでしょう!
折り紙は大人から子供まで一緒になって遊べるので、
Youtubeなどで折り方をしらべておいて
ホストファミリーといっしょに作るのもよい雰囲気作りになります。
ユニクロなどで買ったTシャツなんかでも喜ばれそうです。
海外に住んでいると、
日本の文房具がどれだけ素晴らしいものかと思います。
鉛筆一本にしても、
普通に使っている鉛筆ですが日本のものは優れています。
そして何よりも安い!
消しゴムやシャープペン、
ボールペンなども機能をちゃんと考えて作られているため、
細かいところでのこだわりが製品の良さをさらに引き立てるんだと思います。
そんな日本の文房具をお土産にするのも手ごろで荷物にならにいいお土産です。
ホームステイは
何度も日本人学生や他の国の学生を受け入れているところが多いので、
ホストファミリーが稲荷寿司やお味噌汁を作る家庭もあります。
お土産というよりは、日本食を作って日本の食べ物などを紹介してあげるのいいでしょう!
カレーやハヤシライスなどきっとみんな大好きなはずです。
ホームステイ でのトラブルの対処法について
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ホストファミリーとのトラブルはやっぱりないとは言えません。
ただ、コミュニケーション不足で相手に不快感を与えてしまい。
トラブルになるケースがほとんどです。
ホームステイでの心得を知っているとトラブルになることはないでしょう。
- 朝食
ほとんどの家庭では朝食はシリアル・トーストが多く簡単に済ませる家庭が多いです。
最初は食べ物のおいている棚(パントリー)に何があるかなど説明があります。次の日の朝食は自分で作って食べてねと言われることが多いのでしっかり理解しておきましょう。食べた後の食器は自分で洗ってしまうか、食洗器があるおうちが多いので洗い流す(リンス)をしていれるなど、各家庭のルールにしたがいましょう。
- 洗面所の使用について
ホストファミリーは朝にシャワーをする人が多いです。そのため、歯磨きなどをする洗面所が込み合うケースがあります。他のファミリーメンバーの様子をみて歯磨きをし洗面所にいる時間を短くするとよいかもしれません。
歯ブラシや歯磨き粉なども置く場所などをホストと確認をし、吹いてデイリーバッグなどにしまって自室へ持ち帰るのもいいかもしれません。
- シャワーについて
みんなお風呂に入りたいと言っている生徒さんが実際には多いです。外国ではお風呂に入るのは小さな子供たちという習慣があります。大きくなると短めのシャワーで終わらせることが多いので驚くかもしれません。
お湯のタンクが電気で若しそんなに大きなタンクでもないため5~10分でシャワーを済ませるのが常識です。
バスタオルも毎日洗うことはしません。1週間に一度もしくは最低でも3日くらいは同じものを使うので、部屋に持ち帰ってタオル掛けにかけて干しておきます。
- ランチについて
高校生の留学は3食付きのところが多いです。
ランチも基本は自分で作る。ホストマザーが作ってくれるところももちろんあります。残り物を持って行ってもよい時もあります。基本はサンドウィッチとフルーツですが毎日はさすがに飽きてくるので、自分で何か買ってもいいと思います。
帰ってきたら、ランチボックス(お弁当箱)を洗っておきましょう。
食べれなかったときや嫌いなものが入っていた時は「ごめんなさい」の一言を忘れずに、理由を説明しましょう。
- お洗濯
洗濯は各家庭によって違います。
自分でしてねといわれるところもあれば、ホストがしてくれるところもあります。ただ、毎日しないところがほとんどで週に1,2回もしくは週末にしかしないところもあります。
急いでいるときはホストに聞いて自分でするようにするのがいかもしれません。
乾いた洗濯物を取り入れたりしてホストを助けてあげるのもコミュニケーションのためには良いことです。
- コミュニケーション
ホストファミリーは夕食時にその日のあったことをお話しするなど、お話をします。夕食が終わってからがゆっくりできる時間ですので1時間くらいは食器のお手伝いや学校であったことなどを話しをし1時間くらいは一緒にラウンジで過ごすようにしましょう。
良く問題になるパターンが夕食を食べてすぐ部屋に戻りYoutubeをみたり友達と話をしたりと部屋に引きこもってしまい、コミュニケーション不足になってしまうことです。
特に携帯などネットをする場合は時間を決めてセルフコントロールをするようにしましょう。
- あいさつ
外国では「Thank you」を言いなさいと子供は育てられます。
ご飯を提供してもらってありがとう。お洗濯をしてくれてありがとうなどいつも毎日感謝の気持ちを伝えることが大切です。
やってもらって当たり前と思うのではなく、してもらってありがとう。
と言えるようになると素晴らしいです。
日本に帰ってからも、ありがとうがいつもいえるようになるといいですね。
おはよう・お休みなさいなど基本的な挨拶も毎日忘れないようにしましょう。
まとめ
ホームステイでうまくやっていく秘訣はコミュニケーションです。毎日1時間はホストファミリーと過ごす時間をとるようにし、毎日あったことや次の日の予定などを伝えて、スケジュールを伝えていくことです。うまくコミュニケーションが取れているトラブルになることはありません。
ホームステイをすることはその国の文化や習慣を知る一番の近道でありまた英語の上達にはもってこいの環境です。楽しく過ごせるようにルールを守っていくたくさんお話をするように心がけていきましょう。