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高校卒業後、日本の大学へ進むのではなく海外の大学へ進学を検討されてる方もいろいろな方法があるのでご紹介したいと思います。
海外留学で高校卒業後、大学へ進学する方法
これからのグローバル社会に向け海外の大学や大学院を卒業した人を採用する企業が増えてくるでしょう。日本を代表する企業や外資系企業で、バリバリ働きたいと思っていらっしゃる方は、ビジネス英語ができると企業も即戦力として採用してくるところも多いと思います。さまざまな、高卒後の海外留学大学進学の方法があるのでご紹介していきたいと思います。
日本の大学へ行かずに海外の大学へ正規留学する
今回は、ニュージーランドの大学へ進学するパターンをご紹介したいと思います。正規留学するのはだいたいどこの国に留学しても同じプロセスをたどると思いますので、きっと参考していただけると思います。
日本の高校が3月に終わるので、4月からフリーとなるわけですが、ニュージーランドの大学は7月2月と年に2回インテイク(入学できるチャンス)があります。だいたい書類の締め切りは1か月半前となりますので、すべての書類をできるだけ早く集め、入学許可をもらい学生ビザを申請する必要があります。
日本の生徒さんは語学の関係でなかなか英語の証明、IELTSアカデミック オーバーオール6が取れない人が多いのです。
フィリピンで3か月スパルタで英語のスコアーをとるかファンデーションコースに行くかのどちらかになると思います。
一番安い大学留学方法はストレイトで大学に入学することです。
- 高校の成績証明書
- 高校の卒業証明証
- 英語の成績この3つが一番重要な必要書類で、これがそろえばOK!
英語の証明書がなかなか取れない人は
大学の付属の語学学校で12週間集中して英語の勉強。
もしくは、IELTS5.5をとれた人は大学のファンデーションコースに10か月行って勉強し、コースを修了すると無事に大学1年生になれます。
大学のファンデーションコース
各大学にはファンデーションコースや語学学校が併設されていて、目指す大学の中の施設を使いながらまるでその大学の学生になったかのように勉強できます。
わからないことがあれば、仲良くなった学部生や掲示板にチューターの募集などをしている学生もいているので、勉強を教えてもらうことが出います。
ファンデーションコースは、10か月ですが、例えばカンタベリー大学と連携したカレッジUCICでは22,000ドルほどします。
商学部でビジネスなどを勉強される方はUCICのファンデーションコースの10か月で次のカンタベリー大学の2年生にジャンプインすることが出来ます。
とっても魅力的なコースというのは確かです。
いろいろな国からカンタベリー大学に行きたいと希望する学生がこのカレッジに行く理由は大学2年目に進学できるというメリットが大きいからです。
ベトナム人の学生のUCICの感想を聞いてみてください。↓
どうしても、英語の成績が証明できない人は同じキャンパス内にあるCCELという語学学校でEAPを勉強する必要があります。
ここで、うまくコースに合格できるとUCICに行くことが出来ます。
UCICもエンジニアを勉強したい人たちは、基本コースを学び大学は1年生からのスタートとなるため、あくまでも学部によって進路が違うことを理解しておいてください。
高卒後フリーターで資金をためてから海外留学
中には資金を貯めてからという人もいると思います。
確かに留学はお金がかかります。
どれくらい費用が掛かるのか、貯金すればいいのかの目安を考えていきたいと思います。
授業料だけでなく、飛行機代、滞在費、食事代などがかかってきます。
パートタイムとして働けるチャンスもあります。
ジャパレスで働くと、まかないなどもあるので夕食無料。
ニュージーランドの場合はフルタイムで就学している人には週に20時間パートタイムでお仕事することができ、大学がお休みの時はフルタイムで働くことが出来る許可を移民局からもらえることが出来ます。
また、時給も最低賃金がどんどん上がり$20日になる予定です。
$400ドルの収入が1週間にあると考えると生活できるので、授業料さえなんとかなれば海外の大学に進学するのも夢ではないのがお分かりいただけると思います。
授業料の目安は25,000ドルほどです。(1ドル=65円)で計算すると163万円ほど1年にかかります。
日本でどれくらい貯めてらいいのかがだいたい想像つきますね。
海外の大学は、高卒後大学に行く人もいれば、ギャップイヤーといって海外に行って1年間ワーキングホリデーで経験したり、アルバイトしてお金を貯めて大学に進学する人もいるので、日本のように縛りがありません。
英語の勉強をしながら、アルバイトで資金を貯めて海外の大学に留学するのももちろんOKです。
海外留学で奨学金をもらって高卒から大学進学へ
海外の大学に留学するのは本当にお金がかかります。
奨学金がもらえたら、嬉しいですよね。
ここでは、留学する時にもらえる日本の奨学金と海外の奨学金をご紹介したいと思います。
日本の奨学金をもらって海外の大学へ行く方法
日本の奨学金で知名度が高いのは
- 文科省の「トビタテ留学Japan!」
基本的には大学在籍中に、1年間留学をサポートする奨学金制度となるため、正規留学を検討されている方は除外となりますが、3年生から編入を考えている方は、この奨学金制度を利用するのもいいですね。 - 日本学生支援機構のJASSO
2020年4月からさらに幅広く奨学金制度がかわります! - 詳細はこちらから
その他にもたくさんあるので、行く国によっても大使館が日本人の学生対象にした奨学金をだしているところもあるので調べる価値は大いにあります。
海外の大学から奨学金をもらう方法
海外の大学は必ず、奨学金制度があり成績が良ければチャンスもあります!
カンタベリー大学の奨学金のサイトはこちらから検索してください。
大学によっては入学前の12週間の語学学校を奨学金とし無料にしているところもありますので要チェック!
高卒後、海外の大学へ留学後日本の大学へ編入する
留学にもいろんな留学の仕方があります。
海外の大学に行っていたけれども、日本の3年生に編入することももちろんできるわけです。
狭き門と思いますが、受ける人も実は少ないので結構穴場なのが大学の3年次への編入です。もちろん、海外の大学を2年間終了させなければいけません。
日本の大学も実力をもった学生を積極的に受け入れる傾向にあります。AO入試もそのうちのひとつで、一芸や海外留学経験者などの経験者を優先に入学させています。
大学の編入試験でも同じように、海外から日本に帰国し編入する学生も受け入れをしています。高卒時では入れなかった有名私立大学へも海外の大学に編入後は、入れたりするので案外チャンスがあるかもしれません。
大学の単位もトランスファーもでき、日本の大学に2年間行った人と同じように3年次から大学が始まります。海外の大学と入学時期が違うため終了時期も違います。
海外のGPAと日本のGPAの計算方法が違うため、海外で取得した単位がの方がスコアが良いので、日本に帰国した場合は案外といい成績に考慮される場合がありますのでそのことも特典です。
その場合は、最近日本の大学も9月入学を行っている大学があるので探して受験することもできます。
こんなことが出来るんだって驚かれる方もたくさんいらっしゃいます。
調べると案外、楽に良い大学に入れたりもします。
日本の企業は、グローバル社会にむけ海外経験者を採用する企業もたくさんあります。海外への赴任などもできるようになるとさらに実力が発揮できて嬉しいですよね。
高卒後、日本の大学へ2年間就学ご海外の大学へ編入
今度は日本の大学から海外の大学へ編入する方法です。
先ほどご紹介し日本へ帰国して編入できる制度があるのと同じように、海外の大学も編入の受け入れをしています。
いろんな条件がありますが、日本の大学での2年間の単位証明が必要です。
日本で取得したGPAの数字は計算方法が違うため低く評価されてしまいますが3年次に編入できる大学が多いので、1年生からやり直しをしなくていいのはラッキーです。
入学後成績が悪くても「C」ととってもその大学の卒業生になれるのはとても嬉しいですよね。海外の大学への編入は日本の大学の単位をトランスファーするので、関連している学部に入学する必要があることを忘れずに!
成績がよく「Honor」に選ばれた学生で、あと一年さらに勉強することになるととても優秀だということです。また、Honorを取ると就職をするときに企業の方からオファーがあったりし就職しやすくなります。
高卒で海外の大学に行く理由
人生で一番勉強する時期
取り合えず、人生で一番勉強します。実際に大学に行くのは20時間くらいで、講義を聴いたり、チュートリアルをうけたりします。前期で4科目、後期で4科目で合計120クレジット
講義は、ニュージーランドの大学はとても親切で、録画をしてくれているので、家に帰ると同じ講義を何度でも視聴することが出来ます。
私も最初はわからなかったので何度も聞きました。
何度聞いても分からなかったので、日本で説明している講義をYoutubeで見つけて聞いてみたり、いろんな方法で理解したことを覚えています。
単語はわからないのは必ず辞書を引いて、自分の単語帳を作って知らない単語は全部覚えたりと人生で一番勉強しました。
また、同じクラスでお友達を作って講義が終わったら教えてもらうクラスメイトを作るのもとても大せつなことでした。
とてもじゃないけど、一人で講義を聞いて勉強するのは難しいことで、助け合いが必要です。
先生も同じことを何度も繰り返し言ってました。
友達の重要性と一生懸命お友達を作ろうとします。
自己表現能力がつく
チュートリアルといってグループセッションがあり、先輩がアルバイトで雇われて受けた講義の内容に沿った問題をグループデスカッションする授業です。
チームを作り話し合いをして、定義と課題の関連性などをまとめ20名ほどのクラスで発表していくというものです。
日本では、なかなか経験しなかった授業のスタイルで最初から最後まで一番苦手なセッションでしたが、きっと自己表現ん能力は就いたと確信しています。
日本は主に先生がは講義をする、覚えるの受け身の姿勢ですが、海外は違います。
発表しないとポイントにならないのです。
この経験から、就職では面接やパネルディスカッションの力がついたと思います。
大学での友人が就職にへとつながる
やはり留学生は留学生で助け合うことが多いのは事実、寮やシェアールームで一緒に生活などお互い助け合うことが多い大学生活です。
留学に来ている海外の学生は、自分の国に戻って就職したり、違う国にいって就職したりとそれぞれです。
日本に帰国して、つける職業は留学経験を活かせるお仕事や企業を探される方が多いでしょう!
面接などにも使えるのが、留学時代に作った人脈です。
世界中の友人を作ることによって、企業にもその強みを表現できます。また、仕事上においても、当時の友達と連絡をとりいろいろな意見をきけたり、世界のお状況を聞けたたりと情報収集ができます。
高校卒業後、海外の大学へ進学することは将来のなたのとって人生の一番の思い出・力になるものでしょう。あなたの人生の盾になる経験を是非してほしいと思います。
海外の大学へ進学し気を付けなければいけないこと
英語のレベル
大学に入学するには英語の証明が必要ですが、あくまでも最低ラインです。IELTSで6を取ったからと言って安心していてはいけません。
スコアが取れても、大学レベルの勉強をするのは本当に大変です。
日本の大学は、出席とテスト、課題を提出していれば卒業はほとんどの人ができます。海外の大学は違います。
何が違うかというと、進むのがものすごく早く、ついていけないことも。
課題、エッセイとものすごい量の宿題が与えられこなさなければなりません。現地の学生でも多くの人がついていけなくて大学を中退したり、休学したりします。
留学生にとってもものすごく試練です。
何しろ、すべて英語。
聞くことも、話すことも、書くことも英語。
英語で勉強して英語で発表する。
一番しんどいのがエッセイです。ライティングが苦手なのが日本人です。
これはネイティブチェックが必要で、大学の先輩に頼んだり、チューターを付けたりと悪戦くとうしました。
期限を守る
とにかく課題の多さにびっくりします。しかも、期限があり期限後の受付は一切しません。
また、提出方法もそれぞれ覚えなくてはいけないので、最初は理解するのがとても大変です。
講義は行かなくても、収録されたものを何度も繰り返しみれますが、大学にいかんくてもいいじゃん!ってなってそのまま行かない人も出てきます。
メールで先生が課題の提出期限などを指示してくれますが、とにかく20時間の講義とチュートリアルは参加し、残りの20時間は一緒に勉強する友達を作って、大学の図書館で勉強する習慣をつけていきましょう。
課題をの提出を忘れずに!
1つ科目を落とすとさらにお金がかかることも忘れずに!
無料エージェントを利用
高卒後、いろんなことを調べるにしてもやはり難しいと思います、無料のエージェントを使えばいろんな相談ができまた直接大学へもベストな方法を聞いてくれとても役立ちます。
飛行機のチケットの手配やビザの申請の仕方、滞在先の情報(寮・ホームステイ・シェアハウス)、現地の情報など一番知っているのは現地のエージェントです。
スケジュールなども計画してくれるので、うまく利用しましょう!
まとめ
高卒で海外留学を検討されている方や、高卒後に奨学金やアルバイトをして海外の大学へ進学を希望されている方はいろんな大学への進学の方法があります。正規留学で海外の大学の学位を取りたい方はニュージーランドでは3年、理系などのがくぶでは5年。海外の海外の大学へ2年進学した後日本の大学もしくは違う国の大学へ編入。いろいろな方法があります。また、2020年4月より海外留学へ進学される方への奨学金制度も充実してくると思いますので、海外留学をしてみたい方は、ぜひチャレンジしていただきたいです。