高校生や大学生で留学に行きたいけど、費用が高いので諦めてしまう人もたくさんいるかと思いますが、日本の文科省が「トビタテJAPAN!」という奨学金プログラムで出来るだけ多くの人に留学を経験してもらいたいという企画でサポートしてくれる制度があります。
聞いたことはあるけれども、結構大変!高校の先生にもそこまでサポートする余裕がない、部活や普段のお仕事で精一杯というのが現状です。
中には、留学計画書をエージェントがやってくれるところもあると思いますが、オリジナリティーにかけるところがあるので、自分で計画を立てて準備していくことがいいです。そこで、留学計画書など書き方のポイントなどをご紹介したいと思います。
目次
トビタテ留学計画書の書き方のポイント
トビタテ留学計画書の書き方のポイントは、3つの審査基準を理解すること書きやすくなります。費用を抑えて留学するには、努力していろんなことに挑戦して獲得するものだと私は考えます。
では、情熱や好奇心はいったいどのように表現していったらよいのでしょうか?
留学計画書のポイントをご紹介したいと思います。
トビタテ留学計画書の書き方のポイント1.情熱
トビタテ!Japanに合格するために留学計画書の書き方の審査基準の1つ目は情熱です。
情熱を伝えられると盛り込んでいくと合格しやすくなります。
『情熱』
「情熱」って聞いてもピンとこない!いったい何をどう伝えたらいいのかなかなか表現しにくいのが特徴です。そこで、ヒントとして参考にするとよいのが教科書で習っている社会問題等の取り組みです。
- 【環境・エネルギー】公害、地球環境問題、資源エネルギーなど
- 【人権・平和】世界の差別の問題
- 【防災・災害・安全】東日本大震災の被災地をボランティア活動で訪れる
- 【伝統文化・宗教】伝統文化の継承と保存、異文化交流、他民族の共存、宗教の理解このような、内容を基本に地域で取り組めることを考えてみましょう!
学校の社会でたくさんのことを学んできたと思いますが、身近なことを取り上げてどのようなことに取り組めるかを考えてみるのが一番簡単です。例えば、「人権」問題を取り合えげ見ると、学校に通っている外国人の留学生や日本で生まれた外国人で日本語を母国語として話す生徒たちなどがいじめにあっていたりすることもあるでしょう。外国では、人権問題が常に起こっていて、アメリカでは白人警察が黒人を殺してしまった話などが最近の話題になり、世界中で『デモ』が起こっています。日本の女性も、お父さんが黒人で今まで学校でよくいじめにあったことなどを表現して人権問題を訴えていましたね。実際に、留学をして今度は逆の立場になることでどのように自分は感じるかなどを経験することができます。
『いじめ』についてのテーマを考えている人は、難しいかもしれませんがこのようの世界の動きなどをみながら留学中に感じることなどを経験できるので積極的に日本で起こっている人権問題の取り組みに参加するのもよいアイデアです。このような身近に感じる問題を取り上げて、『テーマ』を考えてみるとこんなところに身近な問題があったのだと驚きます。このような内容を、留学計画書にまとめていくとトビタテJAPAN!での審査基準を満たし、合格につながりやすいです。
トビタテ留学計画書の書き方のポイント2.好奇心
トビタテ!Japanに合格するために留学計画書の書き方の審査基準の2つ目は『好奇心』です。
『好奇心』
学校で、取り組んでいる勉強例えば今社会で勉強しているのは何か?など学校の教科書に出てきている社会問題などを再度確認してみる。と先ほど解説しましたが、中学の時の公民の教科書などがちょうど役に立つ内容が豊富にそろっています。
私の中学の社会の先生はとても独特でユーモアのある先生でした。独自の教え方があって受験には役に立たなかったので習ってない場所がたくさんあったので苦労したのですが、中学の時は社会はとっても楽しかったイメージが残っています。というのも「公民」をメインに習っていたからです笑
このような、奨学金をもらうのに役に立つとはその時には考えていませんでしたが汗
教科書で取り上げられているテーマを参考にして、自分が持続して取り組みやすい内容のテーマを選び留学計画書に書くようにするとよいでしょう!
出来ることはインターネットでの検索、新聞やテレビ、テーマにあった関係機関を実際に訪問して資料をそろえる。
資料を集めた後は、実際に参加できる内容であれば週末や夏休みなどを利用して活動してみる。
ここでのポイントは、出来るだけ持続して留学前留学後も参加できるような活動を選ぶ。
トビタテ留学計画書の書き方のポイント3.独自性
トビタテ!Japanに合格するために留学計画書の書き方の審査基準の3つ目は『独自性』です。
『独自性』
独自性はオリジナリティーのことで、エージェントなどが行っているプログラムに参加をするというのではなく、自分か考えた内容で、留学につながりがあり、尚且、奨学金をもらって留学をするので将来、日本の社会にどれだけ貢献できるか
なども、盛り込んで自分で考えていく必要があります。
トビタテ留学計画書の書き方の例文テンプレート
まずは、トビタテのオンラインで書類を提出していきます。その時にしっかり押さえておきたいことを明確にしていきたいと思います。入れ込んでいく内容をテンプレートとしてあげていきます。
基本の内容を記入する時の注意点は
- 留学計画書に使うタイトルは65文字以内
- 留学計画書に書く内容(目的と概要)は1000字以内
- 留学に行って実際に身に付くことと、どんな経験が将来役に立つかなど500文字以内
- 留学した経験で日本に帰国後更にどのような活動ができレベルアップできるか400文字
- 留学計画書のハイライトの1つとして、留学に向けての関連付けれる日本での活動内容500文字
留学計画書の一部自由記述書A4を二枚提出する時の内容
これが曲者でA4用紙2枚に渡り、自分の思いを明確にしていかなければいけません。
図やグラフなどを盛り込み出来るだけ明確に思いを伝えれるように日本での活動や取り組み、経験などを活かし留学してから更にグレードアップした自分を表現できるように日本での帰国後の活動や松露愛の自分の像を記入する必要があります。
盛り込んでほしいテンプレートの内容は
留学を経験して、将来はどのような人間になりたいか?
日本での取り組みや活動を活かし、留学することで更に自分の苦手な部門、例えば「人前でプレゼンテーションをする」など、を海外で経験しこれから人前で発表することに対して留学での経験を活かせる内容を盛り込みこともとても大切です。
人それぞれ感じるもの得るものが違います。
奨学金として投資してくれる人へ、恩返しができる内容を盛り込んでいけると最高の留学計画書になるはずです!
量が多くて、内容も明確にするために日本での活動を行ったりなどすぐにできるものではありませんので、じっくりと留学計画書を仕上げていくのがポイントです。
何度も、見直していろんな人に見てもらってアドバイスをもらいましょう!
トビタテ留学計画書の書き方の例文テンプレート1.
トビタテ留学計画書の書き方の例文テンプレート1.「情熱」を盛り込んだ、タイトルの例文
留学計画書に使うタイトルの一例ポイントは
- これからの「社会の課題」は何かをみつけだす
- この課題を解決するために留学を通して何ができるかを考えだす
- 実際に日本で活動に取り組む
- 留学を終えてから経験したことを将来に行かせることを考える
この4つのことをまず考えて、65文字以内でタイトルを考えていきましょう。
私の提案するタイトルは、
国際社会になっても消えることのない差別と人権侵害を留学を通して生で感じてこれから迎える社会問題を考えていく
世界で黒人問題は絶えることのない深刻な問題となっています、
しかしながら
日本では黒人問題に直接関係することはレアなケースです。実際に留学で海外に住んでみて、どのような問題になっているのかを体験してその人の立場になって考えることができる良いチャンスであると思います。
外国人がこのように留学先で対応を受けるかを感じることによって、国際社会の直面する問題に実際に体験することができます。
また、高校でもアフリカからの移民の生徒などがたくさんいます。
特に、
ニュージーランドは難民を受け入れているので様々の国からの生徒たちと触れ合うことができます。
ニュージーランド人と移民たちが、黒人問題に実際に話をし席アで起こっている社会問題を彼らの立場からの意見を聞くことができます。
そして、
日本では日本に留学生たちの集まるボランティア活動に参加して一緒に彼らの活動することによって仲間を作り話し合いや日本で出来る活動などを一緒に考えていくことができます。
今学校に留学に来ている生徒たちと交流を持っていくことも一つのきっかけとなります。
その他には、
その問題を通して地域で行っているボランティア活動について調べてみる、そして参加する。
例えば、空き缶拾い、リサイクル活動、地域のお祭りなど伝統芸能の継承、消防活動のお手伝いなどなど実は知らないところでいろんなボランティア活動が行われています。
このような要素を、オリジナリティーを盛り込んで自分たちで研究し行きたい留学先ではどのような活動をしているのかなどもリサーチしていくと、留学計画書が作りやすくなります。
自分に何があっているかを決めていって、留学計画書のテンプレートをまず作っていきましょう!
それでは情熱が伝わりませんので実際に日本でこのような興味のある分野でボランティア活動や社会問題に触れて自分なりに体験することが情熱として相手に伝わる一つの方法です。
オリジナリティーにおいては、留学エージェントなどが代行してやってくれる計画書もあるのですがトビタテJapan!は高校部門で結構の数の人が留学に行きます。
どうしてもエージェントのプログラムを使うとオリジナリティーにかけるところがあるので、エージェントにお金を払って依頼するのは全然いいと思いますが、気を付けておきたいのは
「自分は何を日本でしているので共通することを○○の国に行ってしたいのですが、調べてもらえませんか?」
という風に、エージェントに調べてもらうことがベストだと思います。
海外の事情を自分の力で調べて問い合わせをしてとなると、言語の壁もありとても高校生にとっては難しいと思いますので、この点はエージェントにお願いをする価値はあると思います。
非現実的な計画書というのは、却下される可能性が高いのであくまでも自分のできる範囲内で考えましょう!
また、最後にまとめとして計画書に書かなければいけないのは、
実際にトビタテJAPAN!に合格してこの経験を活かして自分の夢である
「社会に貢献できる具体的な例」
になって社会に貢献したいです!
という情熱を表現することです!
留学計画書 書き方 例文はこれを参考に!
留学計画書の書き方のポイントは情熱、好奇心、独自性をどれだけ盛り込めるか
留学計画書で具体的に書くべきポイントは、情熱、好奇心、独自性、を「留学計画書」にどれだけ盛り込めるかにかかってきます。
留学計画書にただただ自分のやりたいことを書くのではなく今まで自分がやってきたことを活かしてさらにグレードアップができる関係性をもって、
経験と留学を活かして、将来は○○になりたいです。という表現の仕方が魅力的です。
審査は、内容を見て合否を決定するので、審査員の目に留まるような内容の留学計画書の書き方を工夫して書くようにしましょう。
それでは、例文としてご紹介すると
ごみのリサイクルについて日本と海外とでの違いや取り組みについて
私の住んでいる町で母の活動の一環として婦人会が行っている地域街づくりのごみ拾い活動があります。住んでいいる地域をクリーンに保つために住人がごみを回収します。
定期的に活動するため月に一回母と一緒に空き缶拾いなどをし、ポイ捨てされたごみなどを回収してゴミに出します。
ごみの仕分けなどをも体験してみて、洋服や自転車などのリサイクルショップにまだまだ使えるものなどをリサイクルする活動していまう。
身近に感じられるもので、活動できるものについて海外ではどのような活動をしているのかを研究してみてください。
日本と海外の違いを留学を通して経験して、日本で将来活かせるような職業につけれるようにこれから大学に入っていって国際ボランティアなどに取り組んでいけるようにしたい!
と、まとめていけると最高です。
海外の学校では植林活動などボランティア活動に学校自体が取り組みをしているので、留学中は常にそのような取り組みに参加をしていくことが秘訣です。
留学計画書を作るときに英語でつくる?
留学計画書を作るときに英語が必要かというと、必ずしも必要だとは言い切れません。
自分が何をするかにもよりますが、エージェントに任せずに現地の国に行ってボランティア活動などを計画する時にはもちろん英語でメールを送ったり、情報を収集しなければいけませんが、高校生ではそこまでできる人はなかなかいないと思います。
そこで、頼りになるのが英語の先生です自分で作ったメールの内容などを確認して添削してもらうこともとてもいいことだと思います。
もしくは、ご両親や英会話の先生に聞いてもいいかもしれません。
必ず添削をしてもらって、自分で関係機関に連絡を入れるようにしましょう!
返事などももちろん大変でしょうが、少しずつ時間を掛けてやっていくと、留学前の準備からワクワクドキドキ。
苦労は買ってでもするようにしなさいと親によく言われてます。
本当にその通りです、みなさんも苦労してつくった留学計画書は気持ちがこもっているので審査する人は、一目でわかりますよ。
トビタテJAPAN!の留学計画書 例 高校生ではどんなことをしているか
引用元:文科省
この動画を見るだけで、とても参考になると思いますが、みんなしっかりとした目標を持っていることがわかります。また、外国ではすでにパソコンで授業が行われているのでパワーポイントなどを使ってプレゼンテーションをするのが当たり前です。
他の国の留学生と後れを取らないように、YouTubeなおでパワーポイントの使い方を学んで志望動機のや留学計画書の説明ができるように人前に立って演説する練習がとても重要になります。
特に、人前で発表をする機会が少ない日本ではなかなか難しいハードルになるでしょう!
しっかりと自分の意見をもって将来の夢に向かっていろんな経験をし社会に貢献できるような存在になることをアピールすることが大切です。
留学計画書に書くトビタテJAPAN!申し込みの概要について
高校生での申し込みの概要について詳しく文科省のトビタテJAPAN!担当の方がYouTubeで紹介してくれています。
これを見ると一発で分かりますが、やはり今通っている学校とのつながりが大切です。単位をもらうと目にも担任や英語の先生と密になって、留学計画書を作り上げていくことをおすすめします。
留学戦略チームを設けいていない学校は、先生に余裕がないのでエージェントなどを使った上、学校の先生とそうだんしながら進めていくことがおすすめです。
私も、母校の先生とつながりがありいろいろ最近の留学情報を聞いてみましたが、やっぱり費用を抑えて奨学金をもらって留学を検討している生徒さんはたくさんいるようです。
需要があるのだけれども、留学計画書の書き込みや資料をそろえることが先生にはとても負担になるようです。
高校の先生は、授業を進めていくことプラス部活動まで指導していくため、本当に余裕が当たり前。
今は、ALTの先生の指導などもあるため。負担が増えているようです。
実際にはある程度のプランが立てば、留学エージェントに助けをもらって学校の先生に説明をするというのが一番おすすめのようです。
トビタテ 留学JAPAN! 留学計画書 例まとめ
トビタテJAPAN!の留学計画書の書き方について、その内容やテンプレートをまず作って内容を考えていく書き方についてご案内をしています。いろいろな要素があるので幅が広いため、身近な問題などから取り組みをしていきたいものを的を絞ってタイトルを考えていき、情熱、好奇心、独自性をうまく盛り込んでまとめていくときっと合格できる留学計画書ができるでしょう!参考にしていただけると嬉しいです。