留学したい、海外で生活したいと思っている方、ワーキングホリデービザというビザをご存じでしょうか?長期にわたって、他国で働いてみたい、学校に行きたい、旅がしたいと思う方には、お勧めできるビザです。
目次
ワーキングホリデーを詳しく紹介
ワーキングホリデーとは、両国間に結ばれた協定に基づいて、18歳から30歳(31歳の誕生日までに渡航可能)までの間にビザを申請すれば1年間ホリデー(国によって条件を満たせばそれ以上の期間入れます)を他国でできるビザです。国によっては26歳までに申請しないといけない国もあるので、詳しくは、日本ワーキング協会のサイトをご参照ください。
ワーキングホリデービザのメリットは、学校に通える(通える期間は、国によって違います)。スチューデントビザと違うポイントは学校に行っている間も、何時間でも就労が可能です。
実際私も3か国のワーキングホリデーを取り、様々な経験をし、ワーキングホリデービザのすばらしさを経験しました。今回は、ワーキングホリデーとはなにかをご紹介したいと思います。
スチューデントビザでは、出席日数がビザにかかわってくるため、長期の旅行などを計画するのは難しいですが、ワーキングホリデービザは、期間内であれば、国内どこに行って旅しても、就労してもいいのです。
私は最初ワーキングホリデーに行くと決めた後、2年間オーストラリアで過ごしましたが、オーストラリア全域にわたり旅し、資金が尽きたら就労するを繰り返し、ホリデーを楽しみました。
英語を安く学ぶための知恵袋
ワーキングホリデービザを取るにあたり、一番心配になるのが、語学ですよね。
その国の言葉が話せないと、生活に支障がでたり、仕事探しにも困るのではないかと行く前から不安になっていませんか?
語学学校に行くにはたくさんのお金がかかると思っている方、
ランゲージエクスチェンジご存じでしょうか?世界中には日本語を学びたい方がたくさんいます。
日本語を教え、その代わりに多国語を教わる、世界中に友達ができます。
実際私も、ランゲージエクスチェンジをして、オーストラリアのメルボルンに行く前から友達を作り、メルボルンでの生活を助けていただきました。
他にも、オーストラリアやニュージーランドでは教会で無料の英会話を教えているところも多いので、資金を抑えたい方でも英語を学ぶことができます。
また、Meet up というアプリをご存知でしょうか?
自分の趣味や好きなことのコミュニティーに入り、新しい友達を作ることができます。
なかなかシャイで新しい人と話せない方も、同じ趣味など共通点があれば、話しやすい環境だと思います。
英語と日本語の言語交換のコミュニティーもあるのでお勧めです。
オーストラリアでのワーキングホリデーについて
オーストラリアのワーキングホリデーは,
現在申請できる年齢は18歳から30歳まで(31歳の誕生日がくるまで)可能です。
一回の申請料は、450ドルです。オーストラリアは最大で3年間条件を満たせば延長できるようになりました。
セカンドワーキングホリデーの申請は、指定された地域と、指定された職業で88日間(3か月)働けば申請可能です。2015年以降はWWOOF(ウーフ)でのファームジョブは、日数にカウントされないのでご注意ください。
申請にはForm 1263 working holiday の用紙(雇用主から働いた日にちとサインを記載)が必要になるので、ご用意ください。
サードビザはセカンドビザでオーストラリアにいる期間、6か月間指定された職業で働けば申請できます。
年齢は35歳まで上がるという話が出ていますが、現在2020年の時点では30歳までの申請となっております。
随時変更する可能性があるため、詳しくは、ワーキングホリデー協会の情報をご覧ください。
日本での仕事から、ワーキングホリデーで働いた仕事
日本では、看護師として働いていた私でしたが、
3か国(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ)ワーキングホリデーでは様々な仕事をしました。
ファームでの仕事探しには、できれば車を持っているほうが探しやすく、特にオーストラリアでは、古い車が安く購入できるため、車の購入はお勧めです。
Gumtree(オーストラリアの掲示板)で車購入、
また、仕事も探せるのでぜひチェックしてください。
ファームの仕事は直接ファームの人と交渉するか、また、人づてに探せることも多いので、ファームで働いている友達などに聞くと、仕事がもらえることがあります。
ニュージーランドの主なサイトはTread meというサイト、
カナダはKIJIJIで車や仕事を探せます。
シティーの仕事は、人づてで探す。
もしくは、ローカルの人もカフェやレストランの仕事を探すときは、
作ったレジメ(履歴書)を店に配り歩くのですが、実際私も100枚以上はレジメを配り、2件ほどしか連絡は来なかったです。
レジメを渡す際には、店の人に渡すのではなく、マネージャーと直接話し、渡すのがお勧めです。
レジメ配りは、はじめは緊張したり、根気、体力がいります。
精神的にも疲れる時があるのですが、
私は英語の練習にもなるし、いろいろな店やカフェを探したついでにレジメを配ろうと、
発想を変えたのであまり苦にはならなかったですが、特に大きいシティーでローカルカフェを探したい方は、
たくさん配って自分をアピールしたほうが、確率は上がります。
また、一度断れても、何度か行くうちに仕事が取れる場合もあるので、気になったところは何回もチャレンジしました。
ニュージーランドのワーキングホリデーについて
ニュージーランドのワーキングホリデーは18歳から30歳(31歳の誕生日まで)に申請可能です。
申請料はかからないのですが、日本国籍の方は指定された病院での健康診断が必要です。
指定病院は込み合っており、
ワーキングホリデーの申請後15日以内に健康診断を受けないといけないため、申請前に指定病院を予約されるのがお勧めです。
ニュージーランドのビザオーストラリアと違い長期の延長はできず、3か月のみ条件を満たしていれば延長することができます。
条件とは、園芸、農業地域で3か月間就労することが必要です。
その期間にもらったPay Slip (給料明細)最低でも12枚必要です。
2週間ごとに給料明細をもらっている場合は6枚で申請可能です。
お仕事を探すならTrademeもしくはニュージーランド大好きなどを見て探します。
日本食のレストラン・Cafeなどが一般的な職場になることが多いです。
まとめ
簡単にわかりやすくワーキングホリデーについてご紹介しました。いろいろ不安なことが多いですが、この記事を読んで参考にしてもらえると嬉しいです。