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英検準一級とTOEICの違いを比較してみたいと思います。
「TOEICは英検より簡単…?」
「中学生で英検3級、高校生で英検2級を取ったけど、これは当たり前のレベルですよね?汗」
私の高校生徒時には、日本の英検もしくは海外の大学に行くためのTOEFLが主流でTOEICは大学に入ってから聞くようになりました。
日本の学校の先生は英検を学校で受けれるようにしていてくれたので英検ばかり頭にありましたが、みなさんはどうでしょうか?
こういうテストって先生が斡旋してくれるから、やろうと思いますが、自分ではなかなか受けようって思う人はいないでしょう!
この記事を読んでくださっているあなたは英語のテストに挑もう頑張られている方だと思うので、素晴らしいと思います。
TOEICとは
TOEIC(トーイック)の正式名はTest Of English for International Communicationといいます。160か国で利用されている世界共通の英語のテストです。
TOEICは、リスニングとリーディングのテストが一般的よく受験されています。スケジュールは毎月1回あり、お手頃なお値段で受験できます。
そしてマーク式のため、すべて選択問題で回答しやすくなっているのが特徴です。
全ての受験者が同じテストを受けるので、合格不合格はありません。
スコアで評価されます。
質問は100問あり、満点は990点という中途半端な数字です。笑
会話やビジネス英語について質問が多いことが知られているた留学をしていた人などが受けると勉強しなくても高得点を取る人は結構います。
大学受験のAO入試や推薦入試などにも導入されていて、その場合はリーディングとリスニング、ライティングとスピーキングのテスト結果を提出しなければいけないところが多いです。
受ける学校の募集要項を必ず確かめてから、TOIECのテストに申し込み用にしましょう!
英検とは?
日本には、英検や漢字検定など公益財団法人として組織化されているため、その協会が試験の構成から会場、すべてを運営しています。英検は、日本英語検定協会が主催する英語のテストで、正式名は実用英語技能検定といいます。
英語のレベルによって、レベル別でテストを受験。1・準1級点2級・準2級・3級・4級・5級と7段階に分かれています。4・5級はスピーキングテストがありませんが、それ以外は1次試験に合格すると2時試験でスピーキングテストがあります。
私が学生の時は、1・準1級・2級・3級としかなかったのですが、今は7段階かります。というのも、等級の差がありすぎで不合格になる人が多く、受験者が落胆するのを避けるのと、受験者数を増やす目的で段階が増えています。
英検準一級とTOEIC800点どっちが難しいかレベルの違い
英検とTOIECどっちを受けよう?と悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
私の場合は、学生時代に学校の先生が英検を紹介してくれたので英検をずっと受けてきました。
皆さんもきっと同じだと思います。
では、TOEICは?というと
どんなテストなのかとご存じない方も中にはいらっしゃってこの記事を検索して下さった方もいらっしゃいます。
そこでTOEICと英検との違いをご紹介したいと思います。
英検準1級とTOEIC800点を比べてみました。
皆さんは、TOEICの方が点が取りやすいとおっしゃいます。
IELTS | TOEIC | 英検 |
6 | 740~820 | 準1級 |
英検は難しい!
私も実際に経験してそう思いました。
人それぞれ思うことは違うとおもいますが、一般的に英検の方が難しいといわれています。
確かに、語彙力が求められるのが英検で、最初の選択制の質問は25問が難しい英単語の知識が必要です。
単語さえ知っていれば、25問正解できるのでかなりの量を占めいます。
英検準一級 TOEIC900さてどっちが難しい?
もともと英検には4つの技能をテストするようになっていて、ライティングとスピーキングがあるので検定料も高くなります。
それは、外国人の先生とスピーキングテストをするから、人件費がかかる。
ライティングとも機械で回答をチェックできないので英語の知識ある人が英作文を読んで、回答用紙をチェックするという作業があるため
勉強する範囲も狭くていいのです。
その点、英検はリーディングとリスニングアウトプット試験が含まれますので、勉強量ももちろんTOEICに比べると増えます。
TOEICは一般的に受けるのはこの二つの技能がないため、検定料も安く試験も英検に比べると英検準一級の勉強でTOEIC900点を獲得できる。
かもしれません。
というのも、英検のサイトから過去問を見ることができます。
はじめの25問の英単語をみると、TOEIC900点でも出てこないような単語が出てきているのです。
とにかく、英検準一級の勉強法は語彙力!
英検準一級とTOEICのリスニング対策
リスニングについては
TOEICのリスニングの問題数は100問です。
対して
英検準一級では、29問.
リスニングのレベルは基本的にリーディングに比べると簡単なので、聞き取りができると100点満点が取れます。
ですから、聞きなれることが必要です。
コツは、最初の単語を、注意して聞き取りましょう!
特に疑問文になっているところが出てきたら、何を聞こうとしているのか。それに対する、回答は何かを聞いて覚えておきます。
リスニングは言葉のキャッチボールなので、会話の内容に必ず質疑応答が出てきます。
英語の疑問文でよく使われる
Where
What
Who
When
Whose
が出てきたら要注意!
そして、その後の返事の分もしっかり記憶しておくことで、その分がリスニングの質問に出てくることが多いです。
このことに意識を置くことで、注意して文を聞くことができるので記憶も鮮明に頭の中に残っているはずです。
TOEICでは、100問あるので簡単な英会話やビジネスに使う会話が多かったりしますが、英検準一級のリスニングはもう少し内容が濃くなってきます。
問題数も圧倒的にTOIECの方が多いので、TOEICのリスニングの勉強で英検準一級のリスニングはOKでしょう!
英検準一級 とTOEICの単語
英検準一級とTOEICに出てくる『単語』の違いについてよく疑問に思われることがあると思います。
英検準1に出てくる英単語は、TOEICでも知っている単語をさらにアカデミックにした難しい単語が使われます。
例えば、難しい洋書や論文など文献に使われるような単語で、ターゲット1900などの単語帳を開ければもちろんその単語も載っているのですが、一番小さい字で載っている付属の単語です、そのを覚える必要があります。
そんな単語が、英検準一級に出てくる単語です。
日本人の方で、翻訳をされている方などもいますがその方たちが使われる単語でもあります。翻訳家の方はライティングとリーディングは得意ですが、スピーキングとリスニングは苦手という方が結構多かったりします。
これで、だいたいイメージが掴まれたかと思いますが、英検で出てくる単語は書面で書かれる単語、TOEICで出題される単語は口語的な英語が多いので、スピーキングに特化したタイプの単語を理解する必要があります。
英単語を、単語帳以外で勉強するには、
TOEICをマスターしたい方はNHK グローバルニュースラインを聞いて、字幕を付けて勉強さえることをおすすめします。
とてもきれいなアメリカ英語で、時事英語が学べTOEICに使われる話題などがニュースの内容だったりすることが多いのです。
また、英検については単語帳をマスターして洋書など毎日1時間読む習慣を設けて、準備する方法をとることをおすすめします。
まとめ
TOEICと英検準一級の比較と勉強法についてまとめてみました。根本的に2つの技能のテストか4つの技能のテストかで勉強量が違ってきます。実際には私の経験したことでいうと、アウトプットは難しいのでその技能とされるライティングとスピーキングが含まれる英語のテストは難しいです。
そのため、大学受験でAO入試などで英語の検定を受ける方はTOEICをおすすめします。しかし、大学によってはTOEICでも4つの技能のテストを求められるところもあります。うまく大学受験要項を調べてどの英語の試験を受けるか検討してみてもよいでしょう!それから、試験対策をとる方が効率的です。
英検はとても特殊で、とにかく語彙力が求められます。ネイティブでも知らない単語が出題されるのも準一級レベルのテストになるとよくあることです。
その為、社会人の方や就職で英語の資格を履歴書に書きたい方キャリアアップを目指されている方はTOEICの受験をおすすめします。
英検準一級はTOEIC800点くらいと言われていますが、
ライティングとスピーキングが苦手な方は、英検準一級の試験には合格しない方もたくさんいらっしゃいます。
それぞれに試験や目的に合わせて勉強を始めましょう!
英検やTOEICの資格で大学合格、キャリアアップができたらいいですよね!