ニュージーランドを中学・高校留学に選ぶ理由

ニュージーランドに留学する魅力について

 

 

 

ニュージーランドを中学・高校の留学先として選ぶおすすめポイントをズバリご紹介したいと思います。きっと、読んでいただければなぜニュージーランドのがいいのかを理解できると思います。

  • 費用が抑えられる(2020年5月現在1ドル65円です)
  • 国が挙げ留学事業を推奨しているので留学生・留学費用が守られている
  • ニュージーランド人の人柄が陽気
  • 英語ゼロでも受け入れてくれる高校がある
  • 4学期制でターム毎に受け入れが可能

 

 

ニュージーランド独特な教育システム

 

 

 

幼児教育でも世界トップクラスのニュージーランドは「Te Whariki」というマオリの教育方針を基に構成されています。個人個人の成長や能力を大切にそれぞれのレベルに合った教育をし、子供たちのできるところを伸ばすというのがニュージーランドの教育方針です。

 

そのため、留学生の英語レベルや能力によって教科を選択できる制度を取っています。数多くある科目から、好きな科目を履修できるシステムを取っています。できることを伸ばしてあげよう!そんな教育システムです。

 

もちろん、AO入試や日本に帰国後の進路によっては苦手でも履修しなければいけない科目もあります。

 

「その人次第」

 

一番いいポイントは、来たばかりで何もわからない英語ゼロでも、自分の年齢に関係なく一つ下の学年に下げて勉強することが出来ます。数学が得意な人は一つ上の学年で勉強をすることが出来ます。特異な科目があれば一つ上の学年で勉強することができます。

 

自分の能力に応じて、学年を選ぶことが出来ます。

※、注意したいのは帰国子女で受験を考える方はこちらの最終学年を卒業見込みで受験をしなければいけないことが多いので、気を付けてください。

 

 

 ニュージーランドの学校の種類は3つ

 

日本と同じように公立、私立とあります。もう一つはキリスト教がベースの学校です。イギリスやアメリカでもよくあると思います。ニュージーランドでは「Intergrated」中間のという意味があります。特殊なシステムを持っています。その理由は、1975年に不景気を機に私立学校として運営していた学校が経営困難に陥り、当時の与党がState-Intergrated schoolとして新しい制度を作り、学校法人として再運営できるようになりました。校舎は教会の組織が資産として保有するけれども、先生や教育システムはニュージーランドの方針に従うというのがこの制度です。そして、今も「Intergrated」という形で学校が運営されています。公立と私立の中間の学校は学費も私立ほど高くなく、キリスト教も学びながらしつけも行き届いている学校として教育水準が高いため、ニュージーランドでは人気の学校になります。ニュージーランドには329のIntergratedの学校が存在します。そのうちの237校がローマンカソリック系の学校です。

 

 

特徴
公立
(State School)
学区制で地域密着型が特徴。ゾーン内に住んでいなければその学校に通えないのが孤立高校。留学生の費用は15000ドルほど
私立
(Private School)
ニュージーランドの教育方針に沿いながらも独自の教育システムがあり、宗教学や勉強面でも強化され学ぶため、公立に比べると一般的に厳しい
中間の学校
(Intergrated School)
公立と同じ教育システムですが、キリスト教の教えを元に、あらゆるカリキュラムが組まれています。

 

 

 

公立でも男子校、女子校、共学の学校が存在する

 

ニュージーランドには昔はしつけのために、学校のスタイルに関係なく「Boys’ High Schooloys High School」「Girls’ High School」とわかれていましたが、今は共学のスタイルへと変化しており、公立は共学の方が多くなってきました。公立でも伝統的な学校は男子・女子といまだに別れています。しかしながら、教育省はできるだけ男女が混じあえるように、公立私立関係なく交流を持てる場を作っています。最近おしゃれな学校は1つのキャンパスのなかに男子校・女子高と存在するキャンパスが出来始めました。

 

留学生は、公立高校の方が費用が安いので多くの留学生は公立高校で勉強しています。私立高校に行くと費用が公立のほぼ2倍必要となるため、余裕がある方は私立高校へと進学されています。違いは、勉強をするレベルか私立高校の方が高く、施設がとにかく整っています。寮をもつ私立高校も多く留学生と一緒に生活しながら友好関係を結ぶことが出来るのも違う点です。Intergratedの高校は、この中間で寮を持つ学校もあればホームステイを利用する学校もあります。勉強面も公立高校よりは勉強し設備も整っているのが特徴です。

 

 

 

 Year11からYear13は本格的に勉強する

 

 

 

日本の高校1年生がニュージーランドでY11という学年になります。日本でも高校になると単位制(英語はCreditといいます)となり、単位が取れない場合は留年となります。ニュージーランドでも同じでクレジットを取る必要があります。Internal TEST とExternal TESTと2タイプの試験があり、それに合格すると単位がもらえることになります。評価の仕方は、出席率、課題の提出、プレゼンテーションなど様々な方向から学力を判断しますがテストの結果は大きなシェアーを占めます。
Internal TESTは学内のテストでExternal TESTは全国統一テストNCEAといい、ニュージーランド国内の生徒が受験するテストをいいます。
留学生は特にY11 とY12 の評価が成績証明書となるため特にY11とY12で高評価を取る必要があります。
この点を知らずに、勉強をしないでいる生徒さんはあとでとても後悔する羽目になります。

 

帰国子女枠で日本の大学を受験する人は、NCEAのテストは受験をしていた方が良いです。AO入試の帰国子女枠での入試は英語の成績を重視する傾向にあるため、NCEAは取らなくても英語の証明を提出できるようにしている方がいいでしょう!例えばTOIECやIELTSなど

 

 

留学出来るスタートは1年間に4回

 

日本は3学期制を取っていますが、ニュージーランドは4学期制で楽器のことを「ターム」とよんでいます。タームとタームの間にスクールホリデーがあり2週間のお休みがあります、私立の学校は2週間の時もあれば3週間の時もあります。そして、新学期の前のお休みは6週間あり、クリスマスホリデーが一番長いお休みとなります。日本でいうと夏休みと同じ期間お休みになります。私立の学校はいつも公立の学校より1週間早くお休みが始まり、1週間早く授業が再開します。

 

学校の期間
ターム1 1月下旬~4月中旬
ターム2 4月下旬~7月初旬
ターム3 7月中旬~9月下旬
ターム4 10月中旬~12月中旬

 

 

 

 入学時期と留学生受け入れの期間はについて

 

ニュージーランドの学校としては1タームからの受け入れを好みます、現地の学生と同じように入学しオリエンテーションを行うというのが始まりがいいわけです。日本のような盛大な入学式はありませんが、簡単なセレモニーがあります。

日本側を考慮すると、日本の学校を終わらせてから留学するとニュージーランドのターム2から入学というのがベストかもしれません。実際にはきっちり日本で学校を済ませてからこられる方が多くターム2からの留学生が一番多いと思います。
ターム4からのスタートはNCEAのテストが10月半ばから始まるため、テスト期間は生徒は学校に行くことが出来す家で勉強をします。そのため、実際のところ、Y11で入学するとターム4からのは受け入れはあまり好ましくありません。これも、学校等の交渉次第ですのでご相談いただくことがベストです。ターム4からの留学を希望される方で行きたい学校の受け入れが出来ない場合は、語学学校で勉強することも可能です。実際にこのオプションを選ぶ生徒もたくさんいて、語学学校には高校準備コースというのを設けているところもあり、ターム1から順調なスタートを切ることが出来ます。

 

 

留学のタイプは短期・長期と2つ

 

ニュージーランドの高校は臨機応変に対応してくれ、留学期間を相談することが出来ます。体験入学の短期留学・単位を取るための1年以上の留学。それぞれ、ご自身の希望を交渉して学校に受け入れをお願いします。公立高校は短期の受け入れをしてくれるところが多いですが、私立は基本的に長期の生徒が対象となっています。

 

短期留学 1ターム
未満
語学学校には英語プラス現地の高校体験というプログラムを持っていて、短期間の間に両方楽しめるコースがあります。夏休みや春休みを利用した留学です。
交換留学・体験留学として留学生にはとても人気です。
長期留学 1年以上 日本の中学卒業後、3年間の高校留学もしくは日本の高校を1年間修了しY12・Y13の2年間の留学でニュージーランドの高校卒業を目指す。
1学年 交換留学や単位を移行してくれる学校の留学で多いパターンです。日本の高校に交渉して1年間の留学をすることが出来ます。この場合はAO入試の対象となり、受験資格を得ることが出来るでしょう!

 

 

英語力がゼロでも高校留学出来る

 

 

 

ニュージーランドの高校では、必ず英語力のテストが初日にあります。その結果によって、メインストリームに入るかの判断をします。メインストリームというのは英語がすでに出来るため、現地の学生と同じように勉強をすることです。英語がゼロもしくはプレイスメントテストでできなかった場合は、留学生を対象にしたクラスがあり英語を集中的に勉強し、他の教科は現地の学生と同じように勉強をする。というクラスがあります。英語を特別に勉強するクラスを「ESOL」と言います。このクラスも立派な科目の一つになっていますので、もちろん谷を取得することが出来ます。

英語ゼロで留学すると、確かに大変ですがその受け入れをしてくれているのがニュージーランドの公立高校です。私立の高校は英語ゼロの場合、ある一定のレベルになるまで語学学校で勉強をするように進められます。3~6か月語学語学学校で勉強した後、再度テストをして合格であれば進学できます。

 

 

日本人留学生の人気科目について

 

下記の科目が日本人の留学生が良く履修している科目です。

 

  1. 英語特別コース(ESOL)
  2. 数学
  3. 日本語
  4. ツーリズム
  5. ホスピタリティ
  6. 家庭科
  7. アート
  8. ハードマテリアル(技術)
  9. PE(体育)
  10. 理科

 

数学は日本の中学生レベルの問題を理解していれば、あとは単語だけ覚えると立派に点数は取れます。

日本語も、もちろん母国語なので楽に授業を受けることが出来ます。また、英語で日本語を勉強しますので、少し違った雰囲気で授業を楽しめます。

ツーリズムとホスピタリティは、観光王国ニュージーランド観光産業が盛んなため独特の科目です。

家庭科・アート・技術は日本でもあるように副教科として、楽しみながら受けれる授業です。

この科目を見ていただいても分かるように、メインは英語と数学で他は楽しみながら授業をうける副教科となっています。ストレスやプレッシャーもなく英語の勉強に集中して楽しく学校に通っているのが、実際の姿です。

 

 

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