【必須】留学前に英語の準備を!中学の英文法 文型SVO

なぜ中学の英文法を復習する必要があるのか?
理由は留学エージェントとして数多くの生徒さんを見てきました。中学の英文法がわかっている生徒さんと分かっていない生徒さんでは留学生活の楽しみ方が全く違ってきます。

同じ留学をするなら成功する留学をしませんか?

各高校には英語を母国語として話さない生徒さんのために英語の集中コースを設けてくれています。

 

ところが、そこでは文法を教えてくれるわけではありません。日本とニュージーランドでは英語の教え方が全く違うからです。

そこで、基礎の基礎となる中学英文法をしっかり勉強していきたいと思います。

 

 

目次

SV+O文型について


英語の文型には4つの主要素があり、Sの主語、Vの動詞、cの補語、Oの目的語です。

これらの主要素がなくては英文の意味がわからないのです。

「O」はObjectで目的語という意味です。

この目的語は動詞の目的をあらわす言葉です。

例文
I play the piano.
アイ レイ ザ ピ
私はピアノを弾きます。

「I play」私は~をする だけでは何をするかが全く分かりません。
目的語のOが必要になると言う訳です。
ここでは「ピアノ」がOの目的語になります。

補語Cか目的語Oかどっちかわからない



ちょっと文型がわかってきたなと思ってきたところですが、こんがらがってくるのがCの補語とOの目的語がいまいちよくわからない。
どっちかわからない!

大丈夫です。
ここで復習しましょう!
2文型でならった規則 S=Cの関係

 

さっきの例文で「I play the piano」のS=Cの関係ではないことがわかります。
私とピアノはまったく違う意味です。
というわけで「the piano」はここでは目的語になります。

ポイント!

2文型のもう一つの規則は「C」は形容詞か名詞

でしたが

3文型では「O目的語は」名詞のみ

 

例文
My father has a car. (has a car で関係が出来てる)
マイ ファーザー ハズ ア カー
私の父は車を持っています。

 

例文
We watch a movie tonight. (watch a movie で関係が出来ている)
ウィー ウォッチ ア ムーヴィー トゥナイト
私たちは今晩映画を観ます。

下線の部分は目的語の「O」であり名詞でもあります。

 

 

第3文型で使われる動詞は他動詞のみ

 

 

動詞には自動詞と他動詞があります。どういうことでしょう?

 

では、まず3文型によく使われる他動詞の説明をします。

他動詞・・・他動詞は目的語を必要とする動詞という意味です。
      動詞の後に何をするのかを意味している名詞が必要だと言う訳です
      です。

 

 

例文
I study English.
アイ タディ ングリシュ
私は英語を勉強します。

例文
I answer the quetion.
アイ ンサー ザ クエッション
私は質問に答えます。

 

次に

自動詞・・・目的語を必要としない動詞です。これを完全自動詞といいます。

 

不完全自動詞と完全自動詞はどうちがうのでしょうか



不完全自動詞と完全自動詞の違いを説明したいと思います。



まず、完全自動詞は漢字から想像して完全に自分で意味が通じる動詞と言う訳です。目的語になる名詞が必要ないということです
でも、説明があった方がいいのでMの修飾語があとにきます。


SV文型に使われます。



では、不完全動詞はというと




見分け方は動詞です。
下記のような補語を必要とする動詞だったら不完全動詞と言う訳です。


SVC文型を思い出してください。


では、どんな動詞でしょうか?


S=Cの関係


Be動詞のis. was. are. were
look
seems
become

などです。
これらの単語の後に「~を」という補語が必要なわけです。

ちょっとわからない!ってなってきましたね。
整理してみると、

不完全自動詞はCの補語が必要
他動詞はOの目的語が必要

それだけです。

 

 

自動詞と他動詞ふたつの役割をする動詞

 

 

ある単語によっては自動詞と他動詞の両方の役割をする動詞があります。
その動詞を紹介します。

 

例文 (他動詞のanswer)
I need to answer to her.
アイ ニード トゥ ンサー トゥ ハー
私は彼女に答える必要がある。

 

例文 (自動詞のanswer)
I answer the quetion.
アイ ンサー ザ クエッション
私はその質問に答えます。

 

例文(自動詞のeat)
Time to eat.
タイム トゥ イート
食べる時間だ。

自動詞なのでそのままで文が成り立ちます。必要であればSをせつめいするMno修飾語を付けることが出来ます。
それは形容詞か副詞というルールでした。

 

例文(他動詞のeat)
Eat your tomato.
イート ユア トマト
トマトを食べなさい。

Tomatoは名詞なので目的語になります。そうするとSVO文型ですね。

 

このように自動詞・他動詞と両方の働きをする動詞もたくさんあります。

 



まとめ

SVCとSVO文型の見分け方はS=Cの関係であれば2文型、そうでなければ3文型そしてOの目的語は名詞だけ!
動詞は自動詞と他動詞の2種類
自動詞はMの修飾語だけで、他動詞は名詞の目的語が必要。
動詞のなかでも不完全自動詞はS=Cの関係が成り立つ英文

留学をしてもこのようなことを教えてくれる現地の学校や語学学校はありません。日本語で英語を習ったときだけ教えてくれる文法なのでしっかり短期間で学ぶようにしましょう!

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