ニュージーランドの政府は、先日2022年にニュージーランドの国境を再開し留学生やワーキングホリデー、旅行者の受け入れを再開すると発表しました。ニュージーランド留学を検討していた人にとっては大きな変化となり2022年が待ち遠しいと思われる方が多いと思います。ニュージーランド留学を検討されていた方は是非今から準備を始めてください。注意点はニュージーランド高校留学はまだ未定です。18歳以下の未成年のニュージーランド留学は非常に厳しい条件をパスしなければいけないため、2023年からとも言われています。
目次
ニュージーランド留学2022年再開予定
引用元:New Zealand Government
鎖国で有名になったニュージーランド。
ついに国境をオープンすると政府が発表をしました。今、ニュージーランドではどのような動きが出ているかというとニュージーランドにデルタ異変株が到着してしまい今クラスターが起こりロックダウンになっています。
オークランとその北部は、レベル4で外出禁止。来週の水曜日からオークランドとその北部以外はレベル3に引き下げられます。といっても学校はありません。
学校が再開するのはレベル2になってからです。
南島には、感染者がおらずWaste Water下水を確認してもウイルスは検出されていないため安全とされています。が、、、ニュージーランドは鎖国で有名な国ですので今後はどうなるかは未定です。
今の動きとしては、ワクチンをニュージーランド全国で(滞在者国籍関係なく)無条件で無料で提供しようとしています。
2022年にニュージーランドの国境を再開することでニュージーランド国民をウイルスから守るためすべての国民に接種を求めています。
9月1日から高校生もワクチンの接種予約が可能になります。
ニュージーランドの高校に留学している留学生も学校の先生が予約を入れてくれて接種に行くことになっています。
まずは、ホームドクターを決めてNHI番号を取得する必要があります。
NHI番号というのは、National Health Indexの頭文字をとり「NHI number」と呼んでいます。
どこのクリニックにかかるにしても自分のNHI番号を取得してからヘルスチェックなどを受けることになっているため、この番号をクリニックに出向いて取得する必要ががります。
留学生も同じ手順を踏み、クリニックでワクチンの予約をして接種完了になります。
こちらは、1回目と2回目のワクチンは6週間開けることになっているため2か月に渡りコロナワクチンの接種を受けることになります。
NHI番号についてはこちらより
2022年よりニュージーランドの国境を再開させる準備として、コロナのワクチンを国民に提供しているわけですが、これからはコロナと共存して行かなければいけないことを意味しています。
重篤患者を出さないように、コロナワクチンを受けるように国民に薦めています。
ニュージーランド留学高校留学はいつから可能?
ニュージーランドと言えば、高校留学がとても有名です。日本の高校と姉妹提携を結んでニュージーランドの高校と交換留学をさせる留学もあれば私費留学もあります。また、1年間高校留学をするという学校も増えてきましたね。
ニュージーランドの高校留学は服務義務が設けられており、18歳以下の未成年の留学生は基本的に大人と行動をしなくてはいけなくけません。
そのため、2週間の隔離をしなければいけないのであれば、ニュージーランドの国境が再開しても一人で2週間隔離生活が出来ないため2022年のニュージーランド高校留学が出来ません。
MIQという隔離生活をしなくて済むのであれば2022年のニュージーランド高校留学は可能になります。
このあたりが2022年のニュージーランド留学の決め手となります。
ニュージーランド高校留学を可能にしようと思えば、隔離生活をなくしワクチンを接種した人でPCR検査で陰性の留学生がホームステイ先へ直行できるようになればニュージーランド高校留学も2022年可能になると思います。
ただ、ホームステイが果たして外国から来た留学生を直接受け入れてくれるかはとてもじゃないですが不可能かなと思います。
そのあたりからすると、ニュージーランド高校留学は2022年のニュージーランド高校留学は受け入れがしがたい状況であるという事になります。
早くて2022年の7月もしくは2023年の受け入れが見込まれます。
受け入れに対して、これからの基準に変化がでてきそうな話を耳にしました。
今までは、ニュージーランドの高校留学は各高校出のクラス分けテストがありました。
しかしながら、英語のレベルが低い留学生の受け入れが非常に問題になってきていることがニュージーランドの教育省の会議で検討され、ニュージーランド留学の受け入れ基準が設けられることを聞きました。
英語の基礎レベルがなくニュージーランドに留学してしまうと、ついていけない生徒さんのサポートに各教科の先生が対応しなければいけないため負担が大きくなってきているそうです。
そのため、ニュージーランド高校留学されたい方へは英語力をある程度日本で付けてから留学にくるか、もしくはニュージーランドの語学で半年から1年間留学をして基礎英語力を身に付けてからの高校留学になると思います。
ニュージーランドワーキングホリデーは2022年から可能?
ニュージーランド政府は、2022年に国境を再開すると発表しています。この情報によりますと、日本からのワーキングホリデービザを保持している人はニュージーランドへの入国が可能となります。
条件として下記のように定められています。
- ワクチン2回の接種
- PCR検査で陰性だある証明書(渡航72時間以内の検査)
隔離がフリーの国であること
★今はニュージーランドがレベル4のロックダウンになっているため、はっきりしたことは言えない状況にありすべての国の国境を閉鎖しています。
ニュージーランドのワーキングホリデーの現状は
2022年になぜニュージーランド政府が国境を再開するかの理由は、下記のとおりです。
労働者の獲得
ニュージーランド人が好まない仕事を外国人労働者に頼っているのが現状です。
例えば、SSEビザといってブドウの栽培、フルーツ、野菜などに関する農業系の仕事のみはたらけるビザについては大切な労働者を獲得しておきたいために特別延長の手続きがされ昨年の3月からのロックダウンから2021年の12月まで自動延長されました。
これは、ワーキングホリデーやビジターズビザの保持者へも同じ対応がされました。
2022年には国境が再開される予定であるため、このタイプのビザの保持者が延長できるとは限りません。
新しいワーキングホリデー、SEEビザ、学生ビザ、ビジターズビザの方たちが入国できるようになると、労働者不足も解決できるわけです。
研究者は2022年の国境再開によるロックダウンが更に頻繁に起こるようになると予測しています。
まとめ
ニュージーランド留学は、2022年より18歳以上の生徒さんより請けいれば始まりそうです。また、労働者不足を解決するためのワーキングホリデーやSSEビザの方の受け入れもすぐ始まるのではないかと予測されます。そして、様子をみながらニュージーランド高校留学の受け入れが始まるものとされるでしょう。国境再開に及ぶ影響はやはり隔離生活なしでの受け入れとなるため感染者の増加やコミュニティー感染が増える可能性が高くなってきます。しかしながら、ニュージーランド留学を夢見ていた人たちへは朗報であり、あと5ヶ月もすれば国境が再開さるるので留学も夢ではなくなってきました。